冬のウィーンきままに散策
一夜明けて朝食
空港まで一本で行ける駅が近くにある 大型ホテルなので、早朝6:30からレストランオープン。
ビュッフェ式。好みの玉子料理を作って貰え、その他温かい料理もありました。
素泊まりと朝食付プランの宿泊費の差額が大きくなければ朝食付きを選んでいます。
7時頃から1時間程ゆっくり寛ぎながら美味しく頂きました。
外は雪。
歩いていると日本語も聞こえて来ましたが、日本人観光客は本当に少なかったです。
今夜のコンサートで訪れるウィーン楽友協会。
機材の搬入待ちかな?
ホテル ザッハにあるカフェ・ザッハ
朝から既に並んでいました。
嫁であっても伝授しないザッハ家秘法レシピを手に入れてチョコレートケーキを勝手に売り出した嫁のデーメルを相手取った裁判で一躍有名となったザッハ家。
ザッハトルテはバラエティ番組によく登場したので、昭和生まれの日本人には馴染み深いでしょう。
私も子供ながらどれほど美味しいのだろうと憧れました。
ここウィーンで初めて食した時は衝撃を受けました。我ら日本国民が普段お祝いなどで食べているケーキがどれほど繊細でハイレベルなのかを改めて思い知りました。
カフェ・ザッハー、いつ利用しても雰囲気と接客はとても良かったです。
しかし寒空の下で並んでまで入る店か!?と、Z世代の✨白玉✨なら怒ると思います。 昭和生まれにはお勧め出来ても若い人には難しいかも知れません。今回の旅行では利用せず。
トラムで移動し、ウィーン市庁舎に来ました。
1857年フランツ・ヨーゼフ1世の意思により、それまであった城壁を撤去し、その跡に全長5.3キロのリンク通りの建設が始まりました。完成するまでの間にリング沿いに多くの建物が建てられました。この市庁舎は、1872年から1883年に掛けて建てられたフランドル・ゴシック様式の建造物です。
クリスマスシーズンはイルミネーションが素敵なスポットです。
来てみると、クリスマスイルミネーションや屋台の撤去のため広場は柵で囲われていました。
昨夜訪れるべきでしたが、寒さと疲れで気力なしでした。
お菓子も売られているカフェ。
一昔前なら「可愛くて安い〜❣️」等言ってつい買ってしまっていたけど、今は円安なので興味なし。
ぶらぶら歩いて地下鉄に乗ってシェーンブルン宮殿に行く事に。
クリスマスマーケット開催中
✨白玉✨にシェーンブルン宮殿の中に入りたいか訊ねると、どんなところかと?
神聖ローマ帝国やハプスブルク家やマリアテレジアの説明が面倒くさくて、「中はベルサイユ宮殿とかミュンヘンレジデンスみたいな感じ。ナポレオン2世が可哀想なことに両親の愛情たっぷり受けれず幸薄い短い生涯をここで終えたよ。」と答えると、中に入りたくないとのこと。自分で調べないという事は始めから興味ないだろうし、めちゃくちゃ混んでいたので入らずでした。どこもオーバーツーリズムです。ヨーロッパは建物の外観だけでも十分に美しいのでそれもありかな。
ヨハン・シュトラウス像だけは絶対に見たい!と言うので地下鉄一本で市立公園へ。
Stadtpark 駅を出たら前方右手にイラク大使館
道路は渡らず回れ右で公園の中を進むと、
✨白玉✨は、こんなに小さいはずがない!これじゃない!と言うが、こちらです。
寒いと体力を奪われます。冷えたし疲れたのでホテルへ戻ることに。
リンク上のSchwarzenbergplatz駅からホテルまで10分も要しません。
大きいホテルはホッとするので疲労回復が早くて有り難いです。
ホテル付近は地元の人々や周辺ホテルの宿泊客相手の美味しくて手頃なレストランがあちこちにありました。充電切れで写真無しです。
コンサートの時間までホテルの部屋で湯船に浸かったりゴロゴロ。サウナもあったけど行かず仕舞い。
夕方4時には暗くなります。少しイルミネーションを楽しんでからウィーン楽友協会へ行く事に。
「あのリボンのイルミネーションを見たい!」との要望に応え、オペラ座側面の向かいのファッションショップのビル前へ。インスタでお馴染みのスポットです。
オペラ座の側を歩くとトラディショナルな装いの劇場スタッフから「コウモリ チケット アリマス」と日本語で声を掛けられました。ウィーンのオペラ座を訪れる日本人は以前と変わらず多いのでしょう。今回は日程が合わないので次回ウィーン訪問する時の楽しみとして取っておきます。
ウィーン楽友協会
Wiener Musikverein
リングシュトラーセ建設に際して、建てられたコンサートホール。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られます。
昨日の元旦11時から黄金の間で開催のウィーンフィルのニューイヤーコンサートが国内外に向けて生中継されました。毎年2月に抽選に申し込むけど当たりません。昨年の元旦に家でTVを通してウィーンフィルのコンサートを観た時に、いつか当選して行きたいなと思いました。でもこうして別のコンサートで訪れることが可能なのでそれで満足です。
予め、ウィーン楽友協会のホームページからチケットを購入しました。チケットカウンターへの立寄りは不要。係員さんが何人も立っているので分からないことは訊ねたら教えてくれます。
クロークは各階にあります。 現金のみ扱い。この時は、コート2着預けて1ユーロ70セントでした。
来場者は圧倒的に西洋人の方が多かったです。
9月中旬の時点でチケットは沢山ありました。
黄金の間で行われるコンサートか、ブラームスホールでの観光客向けモーツァルト&ヴィヴァルディコンサートを散々迷い、モーツァルトの衣装で登場する演奏者を観たくて後者を選びました。しかし、ヴィヴァルディがあるためか、演奏者の変装は有りませんでした。
Großer Musikvereinssaal グローサー・ムジークフェラインスザール(大ホール)
✨白玉✨がこの旅で一番感激していた黄金の間
音響効果の素晴らしさから大ホールより優れたホールと言われることもある。
2部制で途中休憩があります。
2時間の演奏はあっという間でした。
ヴィヴァルディ四季[冬]の演奏が始まると皆一斉に前のめりに! 撮影、録画禁止と放送がありましたが、コンサートが終って楽友協会から出る際、あちらこちらでムービー再生してるのか四季[冬]がいっぱい聴こえて来ました。
感想を述べるとすれば、現地オプショナルツアー会社からチケットを購入した観光客が多く占めていたので、誰もが知っているメジャーな曲だけを演奏すれば、第一部の演奏終了後に帰ってしまう人はそんなに出なかったのではと思いました。
生演奏は今でも耳に残り、旅の良い思い出なりました。
インペリアルホテルのバー
ウィーン楽友協会の隣にあります。
こちらでコンサートの余韻を楽しむのも良いでしょう。ただし、小さいので満席の場合もあります。